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GE Healthcare  - プレスリリース
GE 横河メディカルシステム
循環器用超音波診断装置の最上位機種を発売
~世界初、1心拍で心臓全体のデータ収集・リアルタイムの3次元画像表示に成功~(2009年3月19日)

GE ヘルスケアグループの日本法人であるGE 横河メディカルシステム株式会社(本社:東京都日野市、社長:熊谷昭彦)はこのほど、当社の循環器用超音波診断装置「Vivid(ヴィヴィッド)」ブランドの最上位機種「Vivid E9(ヴィヴィッド・イーナイン)」を、大規模特定機能病院などの心エコー検査室を中心に、循環器科(小児含む)、ICU(集中治療室)/NICU(新生児集中治療室)/CCU(冠疾患集中治療室)、麻酔科・心臓血管外科(胸部外科)を対象に本格発売します。

Vivid E9 の最大の特長は、世界で初めて、1 心拍で心臓全体のデータ収集・リアルタイムの3次元画像表示(4D 心エコー)を実現したことです。
食生活の欧米化や運動不足などによる肥満人口の増加、ならびに高齢化の進展などに伴う心疾患患者の増加を受けて、近年心臓用超音波診断装置に対するニーズが急速に伸びています。ニーズ拡大に伴い、装置の技術も飛躍的に進歩し、現在では心臓全体の3次元画像表示(3D 心エコー)ができるようになっています。しかし、これまでの超音波装置で3次元画像データを収集するには、連続する4心拍の撮影を必要とすることから、不整脈の患者や息止めが困難な重篤な心不全患者などに適用できない、撮影画像につなぎ目が生じて評価が困難であるといった課題を抱えていました。
Vivid E9 では、超音波画像の基本性能を左右する送受信回路に、3次元画像のリアルタイム表示に最適化された新開発の「ボリュームフォーマー」を採用し、受信感度や画像処理能力を3次元画像用に格段に向上させることでこの課題を克服、心臓全体を同一心拍で収集し、リアルタイムで高精細画像を表示することに成功しました。

また、Vivid E9 ではモニター上での検査サポート機能や高度な解析アプリケーションを搭載し、検査効率ならびに3次元画像の処理を従来に比べて格段に向上させています。検査モードや検査断面の表示、画像設定、計測など一連の検査フローをボタン一つで可能にするなど操作性を改善したほか、撮影後の画像表示の迅速化を実現、検査の効率と精度を一段と向上しています。さらに、各種定量解析アプリケーションを搭載することで、同一心拍での3 次元ボリューム計測・定量化などを実現、臨床的には計測精度や再現性を向上させたほか、複数層の断面画像表示(最大12 断面)による左室壁運動の詳細な評価を可能にしています。また、1 心拍で撮影が完了するため、検査時の呼吸制御の必要性がなくなり、患者の負担軽減にも貢献します。

感染性心内膜炎による三尖弁(さんせんべん)の疣贅(ゆうぜい)

またVivid E9 は、従来のマトリックスアレイテクノロジーに加え高感度かつ幅広い帯域でのイメージングを可能とする単結晶技術の導入に伴い、リアルタイムの3次元画像のみならず、2 次元画像においても質の向上を実現、遠視野から近視野まで、心筋組織の質感まで鮮明に表現できるようになったほか、高感度なカラードプライメージ、ならびに一段と高い分解能での弁の描出などを実現しています。
Vivid E9 のサイズは555 mm(幅) x 844mm(奥行き) x 1150~1350 mm(高さ)、重さは約130kg と、同機種に比べて4割の小型化、ならびに3 割の軽量化が図られています。また装置の前後双方にハンドルを設置し移動性を高めています。さらに、カスタマイズ可能なタッチスクリーンや直感的な操作が可能なボタンレイアウトを始め、フルサイズの内蔵式キーボードなど、エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを採用することで操作性を向上、超音波検査技師(ソノグラファー)が抱える日常検査の負担軽減に貢献します。

当社の循環器用超音波診断装置「Vivid」シリーズは、上位機種「Vivid 7 Dimension」から、「Vivid S6」、ノートブックタイプ可搬型の「Vivid i」、「Vivid e」、「Vivid q」、さらにワークステーション「EchoPAC PC」まで、循環器領域における医療機関のニーズにきめ細かに対応可能な幅広いラインアップを揃えています。
常に最先端の技術で日本の循環器用超音波診断装置市場を牽引してきた当社は、今回発売するVivid E9 を、大規模特定機能病院などの心エコー検査室を中心に、循環器科(小児含む)、ICU(集中治療室)/NICU(新生児集中治療室)/CCU(冠疾患集中治療室)、麻酔科・心臓血管外科(胸部外科)を対象に積極的に販売するほか、同製品によって市場に技術力をアピール、上位機種やエントリー機種を含めた全Vivid シリーズ製品の拡販を狙います。

当社の超音波診断装置は、汎用の「LOGIQ(ロジック)」、循環器用の「Vivid」、そして産婦人科・乳腺甲状腺用の「Voluson(ボルソン)」と3 ブランド体制を採用しています。全ブランドにおいて、エントリーモデルから高性能機種まで幅広い製品を提供し、臨床や研究など多岐にわたるニーズに対応しています。
国内の超音波診断装置市場は年間約450億円の規模を持ち、当社は主に大学病院などの大規模病院などで使用される高性能機種でトップクラスのシェアを有しています。当社は今後、汎用、循環器用ならびに産婦人科・乳腺甲状腺用の全てのブランドにおいて、幅広い製品の投入ならびにサービスの充実を図ることで、日本の超音波診断装置市場におけるナンバーワンの地位を目指します。

製品名: 汎用超音波画像診断装置Vivid E9(ヴィヴィッド・イーナイン)
希望小売価格: 6,800 万円(オプションにより異なる)
初年度国内販売目標: 50台
医療機器認証番号: 220ABBZX00253000号

GE 横河メディカルシステム株式会社は、CT(全身用コンピューター断層撮影装置)、MR(磁気共鳴断層撮影装置)、超音波診断装置(US)、骨密度測定装置、X 線撮影装置、核医学診断装置、PET(Positron Emission Tomography)とCT を組み合わせたPET-CT、患者モニター、画像ネットワークシステムおよび麻酔器等の販売・サービスを提供する医療用画像診断装置の主力メーカーで、米ゼネラル・エレクトリック(GE)のヘルスケア事業部門であるGE ヘルスケア(売上高:170 億ドル)の日本での中核拠点です。外資系画像診断装置メーカーとして唯一、国内にCT、MR、US およびプローブの開発・製造拠点を持ち、最先端の技術や製品を日本から全世界に発信しています。現在、"Early Health"のビジョンを掲げ、発病前の兆候発見や個々人の遺伝性素因に合わせた予防医療のデザインなど、画像診断技術とバイオ科学の進化と融合を進めています。特に「悪性腫瘍」、「循環器系疾患」、「ウィメンズヘルスケア」の3 分野を重点ケアエリアと位置づけ、複数の製品・技術の多面的なアプローチにより病気の早期発見・早期診断をサポートしています。設立は1982 年、日本国内に事業所を53 カ所展開。
2009 年1月1 日現在の社員数は1,690 名、2007 会計年度(2007 年1月~12月)の総売上は約1,291 億円。





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