ナースのためのモニタポケット知識

はじめに

生体情報モニタは、ベッドサイドをはじめ、ICUや手術室まで、病院内でもっとも広く使われているME機器です。最近では装置の小型化にともない、救急車内や院内における患者さんの搬送中にも使用されることもあって、ナースの方が直接操作する機会がもっとも多いのがこのモニタです。
このテキストは、モニタを使う際にぜひ知っておきたいモニタリングの各項目の意義や、測定するにあたっての注意事項についてやさしく解説しました。
特定の機種の説明ではなく、普遍的で基礎的な内容を中心としていますので、これからモニタを使う新人のナースの方だけでなく、ベテランの方にも知識の整理として役立てていただけるものと思います。

2007年1月 メディカルシステム研修所


       
--- 目 次 ---
1 バイタルサインとモニタ 1-1 何を何のためにみるか
 1-2 循環器系の動作と生理的意味をさぐる
 1-3 モニタの種類
   
2 心電図の観察(基礎編) 2-1 心臓の循環系
  2-2 心臓の動作と刺激伝導系
 2-3 心電図とその意味
 2-4 電極の取り付け
   
3 心電図の観察(不整脈編)3-1 不整脈とは
 3-2 心室期外収縮
  3-3 心室頻拍
  3-4 モニタでアラームを発生する不整脈
   
4 心電図の観察(虚血性心疾患編) 4-1 虚血性心疾患とは
 4-2 ST偏位とアラーム
 4-3 電極装着の工夫
   
5 呼吸の測定 5-1 呼吸のみかた
 5-2 インピーダンス法による呼吸の測定
  5-3 その他の呼吸測定法
  5-4 呼吸の正常と異常
   
6 血圧の観察(非観血血圧編) 6-1 血圧とは
 6-2 血圧測定の種類
  6-3 非観血式血圧測定
   
7 血圧の観察(観血血圧編) 7-1 観血式血圧の基礎
 7-2 観血式血圧測定の誤差の原因と対策
   
8 SpO2の観察 8-1 SpO2とは
8-2 パルスオキシメータの原理
  8-3 SpO2の測定のしかた
  8-4 SpO2とPaO2
   
9 CO2の観察9-1 CO2濃度の測定法(カプノメータの原理)
 9-2 カプノメータの測定方式
  9-3 カプノメータによるCO2測定値の評価
   
10 体温の観察 10-1 体温測定の意義
  10-2 どこの温度を測るか
  10-3 体温計のいろいろ
  10-4 体温測定の方法と注意点
   
11 アースと電気安全 11-1 アースの必要性
 11-2 特別な部屋でのアース(EPRシステム)
   
12 モニタを正しく使う 12-1 モニタ取り扱い時の心がまえ
 12-2 モニタでよく見る図記号の意味
 12-3 携帯電話とME機器

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